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Girouette(ジルエット)
癒される ひととき を求めて
The Appearance Care(アピアランス・ケア)

Girouette(ジルエット)は多様な顔をもつ。

静岡市街地・・・周囲に上質な住宅が並ぶエリアにあるこの建物は、The Appearance Care(アピアランス・ケア)を主軸に展開をする「女性のためのサロン」である。

計画はオーナーの「より多くの人に、健康で心地よい空間を体感してもらいたい」という願いからスタートした。

 

アピアランス・ケアは「医療美容」とも呼ばれる新しい癒しのジャンル。回復期にある女性の多様なニーズを受けとめる。

健康な暮らしを求めて

乳がん手術・治療を経て通常の生活に戻るためには、相応のステップが必要となる。

 

女性にとって、この時期は「健康に向かっているのに普通の生活とは少し違うのかな・・・」というセンシティヴなものだ。

 

衣服のセレクト、ヘアケア、働き方の変化、心身のブラッシュアップなど、普通の生活に戻るまでの準備期間が求められる。

 

その橋渡しをするのがGirouette(ジルエット)。ヘアサロン、カウンセリング、ヨガサークル、ラドンスペース、カフェ、ガーデン・ウォッチングなど様々な癒しの要素がある。

人に寄り添う上質な「しつらえ」を求めて

デザイン・キーワードは、「やさしさ、しなやかさ、やわらかさ、あたたかさ」・・・ここを端緒として、人の手が届く建築・空間・ランドスケープ・デザインが生み出されている。

 

建物は低く深い軒を持つ二層構成の建築であるが、できるだけ低く見えるように考えられている。建築からの「やさしさ」を示す第一歩である。

室内は屋根に沿った勾配天井を有し、大きな開口は外部空間との連続性を示している。周囲に広がる床面は、ハードな素材と芝と砕石のストライプ構成をベースに、建築とランドスケープデザインがルールづけされ、内部空間と外部空間がグラデーションをもって表現された。

 

 南脇には歴史を物語る耐火レンガがリユースされ、時間のグラデーションが表現されている。これらマテリアルに呼応するように、アオダモやジューンベリーなど軽やかな株立ちの木々が美しく配され、涼しげな木陰と風にさざめく木の動きを五感で楽しむことができる庭が構成されている。

 

Girouette(ジルエット)は人に寄り添う上質な「しつらえ」を持つ。人々が癒され、愉しむ場・・・ヒューマンスケールを十分吟味したうえで生み出された「結晶」なのかもしれない。建物が人にやさしいヴォリュームであり、木々が人と並び話す軽やかさをもち、地表が人をやさしく受けとめる美しさをもつ。

 

空間が整い生まれる癒しの場・・・すべて満たされている。

PLUS ONE HEART

​ーYouTubeチャンネル しあわせなトキー

人と自分に優しい 女性のライフスタイル

​笑顔が集まる空間でしあわせのヒントをもらいました。

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