このたび完成しましたK邸・・・実は、敷地内に井戸が使われていた跡がありました。
クライアントとも相談し、井戸の上に建物がのることがないよう計画を進めました。
そうして、まとまったのが「中庭のある家」です。
中庭は、建物の外の空気に「動き」を生み出します。
また、井戸跡から発生するかもしれないガスを逃がすこともできるのです。
「気が溜まる」状況にする事が一番好く有りませんから、常に空気が入れ替わる状況にできることも中庭の特徴のひとつです。
また、家を作るにあたって、最も気をかける条件の一つに「明るさ」があるのではないでしょうか。
しかしながら、どのように考えても日の差し込まない部屋ができてしまう場合も・・・
特に北側に面してしまう部分は昼間でも照明に頼らざるを得なくなります。
この点、中庭のある家ならば、どの部屋にも満遍なく太陽光を取り入れることができます。
本来北側にある部屋には陽光が差し込むことはありませんが、注文住宅ならではの家づくりが活きる側面です。
最後までお読みいただきありがとうございました(^^♪
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