子供の頃、「節分の翌日に立春があるのはイベント続きで落ち着かないな」と思っていました(と言いながら立春の日に特別なことをしていたわけではありません。単なる気分の問題です=笑)。
節分を「お祭り」として体感したのは大学生の頃です。京都大学吉田キャンパスの間を通る東一条通を東に向かった先にある吉田神社・・・節分の日になると、そこには多くの露店が並び、夜まで多くの人でにぎわっていました。私はと言えば、大学の後期試験の時期であったため、勉強しながら雰囲気を楽しんでいました。もっとも3,4年時に東一条通を渡るということは一般教養科目の単位取得が目的ゆえ楽しんでばかりは いられなかったのですが(笑)。
(wikiより)
吉田神社の歴史は古く、吉田神社は貞観元年(西暦859年)平安京の守護神として創建されてより、導き厄除け開運の神様として崇敬篤き神社です。そして、ここで執り行われる節分祭は、室町時代に執行されて以来、信仰と伝統を誇る京洛の一大行事とされます。例年、多くの人々が厄除祈願やくちなし色の御神札を求め参拝します。
(wikiより)
節分祭は、節分当日の前後3日間にわたって開催されます。前日に疫神祭(えきじんさい)、追儺式(ついなしき)、当日は火炉祭(かろさい)、翌日に節分後日祭を迎えます。このうち追儺式(ついなしき)は別名「鬼やらい」と呼ばれ、これが節分の日に豆まきをおこなう今のイベントへとつながっています。文頭にて、一日限りのイベントと思っていた自分の経験は浅いものでした。日々 学び があります。
(吉田神社HPより)
今年、京都市内に雪が降る日が多いと聞きます。私が住んでいた頃、この立春の時期や啓蟄の時期に雪を見た記憶があります。暖かい日と寒い日が交互に訪れながら、気がつけば春・・・そんな数週間ですね。
さて、今年の恵方は「北北西やや北」とのこと。気分があがる方向を見て、春を楽しみに待ちましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
(久保田 正一)
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